午後12時過ぎ、無事を祈って女将さんがカッチカッチと火打ち石を使っていた。
宮川町の地方(じかた)として活躍する千賀福(ちかふく)さん、お姉さんと決め、三々九度の盃を交わす「お盃」の儀式が行われ紹介した。
晴れて初デビューする舞妓さんは、右『千賀明』さんと左『千賀遥』さんのお二方であった。
華やかな色紋付に身を包んだ二人の新舞妓さんの「明」さんと「遥」さんは写真撮影に臨んだ。
お稽古する歌舞練場のお茶組合へご挨拶に向った。
お茶屋で住み込みをして半年~1年程度修業し、作法や舞、花街言葉などを習得、そして晴れてデビューの「店出し」をするという。
幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになったことを祝って、べっ甲や銀の挿し物など店だしの特別な髪形になった。
舞妓さんが華々しく花街に初登場、「明」さんと「遥」さん、お身体に気をつけて「がんばっておくれやす・・・」。
日ごろ、ご贔屓筋になっているお茶屋さんなどお店に挨拶、宮川筋をぐるっと廻り、二人の舞妓さんの「明」さんと「遥」さんは「ただいま帰りました」と告げた。 (12/10撮影)
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