今日、2日の総見は先斗町歌舞会の芸舞姑さんとお茶屋さんの女将さんたちが和服でお揃いし「南座顔見世」に入る人たちで溢れていた。
ここ四条南座では10:00開場、「吉例顔見世興行」は僅か30分の間に座席に着かなければならなく市民や芸舞妓さんも急いでいた。
四条川端交差点はスクランブルで車両を一時停止させ、歩行者がどの方向にも自由に横断できるようにした。
カメラマンたちと市民や観光客の一団で、南座前は嫌が上にも混雑になった。
京都は歌舞伎の発祥地で、悠久四百年近くの永きにわたり上演し続けている。
江戸時代、歌舞伎界の年中行事として「芝居国の正月」と呼ばれた顔見世の伝統を古式ゆかしく今に伝える京の師走の風物詩である。
昼の部は午前10:30開演である。また夜の部は午後4:30開演である。
芸舞妓さんが所作する舞や三味線など芸事をお勉強する絶好の機会となっている。
舞や芸事の勉強のため桟敷席で観劇、舞妓さんは劇場正面の看板「まねき」を模したかんざしを挿し、お目当ての役者に名前を書き入れてもらうという。
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