昨日(20日)、洛西にある通称・鈴虫寺で、納め地蔵の千羽鶴と草鞋(わらじ)のお炊き上げ供養と大根焚きがあった。
西方寺(苔寺)川の小高い丘に臨済宗永源寺派の禅寺で妙徳山・華厳寺(鈴虫寺)がある。
年中“スズムシ”の鳴き声が絶えることがなく、通称・鈴虫寺(すずむしでら)と呼ばれ「行列のできる寺」になった。
石段を上ると右手に山門があり、左手に錫丈(しゃくじょう)、宝珠(ほうじゅ)を持った幸福地蔵菩薩が鎮座している。
この幸福地蔵の正式名は「幸福地蔵菩薩」という。
草履を履いた姿は非常に珍しく、願いをかけた者のところへ出向き、その願いを叶え、救いの手を差しのべるためといわれる。
幸い雨も小降りで山門前の幸福地蔵菩薩前で読経し、「千羽鶴と草鞋(わらじ)のお炊き上げ供養」は終了した。
大根焚きの会場は、駐車場に作られ、参拝者は温かい大根焚きとおアゲを美味しく召し上がっていた。
大根焚きは無料奉仕で、熱々の大根二ヶとアゲさんはとても美味で腸に染み渡った。
同寺の大根焚きは5年前からやっていて、同区でありながら知らなかった。
今年最後の縁日は、一年のお地蔵さまへの感謝と来年の無病息災を願って24日11時から納めの地蔵法要が営まれるという。
<鈴虫寺 納めの地蔵>
12月20日~24日 納めの地蔵
大根焚き/20日、21日10:00~(なくなり次第終了)
地蔵菩薩縁日供養/24日11:00
住所:京都市西京区松室地家町31
電話: 075-381-3830
時間: AM9:00~PM4:30
交通:阪急電車「松尾大社駅」より徒歩15分
京都バス/鈴虫寺徒歩3分/市バス徒歩15分
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