花街の二つ目は宮川町で芸舞妓さんによる伝統行事「事始め」をみた。
事始めは、京都の師走を象徴する風物詩として知られ、この日から花街は、お正月の準備が始まることから、古くは”正月起こし”とも呼ばれている。
宮川町の事始めは1時間差の12:00ごろからで、舞妓さんや芸姑さんがお茶屋組合のある歌舞練場などを訪問し「おめでとうさんどす」「来年もおたの申します」と新年のあいさつを交わした。
舞妓さん、「お姉ぇさん、ことしもお世話になりました。来年もよろしくお願いします」と頭を下げた。「こちらこそ、よろしゅうおたの申します」と挨拶を交わした。
提灯の紋章は「三つ輪」のマークで宮川の故事から三体の神輿を象徴したとも謂われ、宮川の「みや」を語呂の合う三つ輪として考案されたとも言われている。
京都では、祇園(甲部)、先斗町(ぽんとちょう)、宮川町、上七軒(かみしちけん)、祇園東(乙部)、お茶屋さんが姿を消した「島原」を除いた五つの花街がある。
花街宮川町の風習で、お正月の準備を始め、お世話になった方々の所へ挨拶に行く風習が行なわれた。(12/13撮影)
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