京都御苑内のトンボ池は環境庁の管轄で行なっており、春と夏の二回一般公開をしている。 今年の夏は8/1~8/3に一般に公開され、昨日(2日)行って来た。トンボ池は御苑内の南東部にある富小路休憩所の北側で、深さ50cm、約15m四方の小さな池で1996年(平成8)から定期的に公開している。
人との生活環境に近いところで、安定した生態系を持つ多様な動植物の生息空間(ビオトープ)として人工池が造られ環境省京都御苑が整備している。
このトンボ池にも生き物が生息し「モリアオガエル」の幼生がキショウブやハスの根もとで休んでいたが他にも目を凝らしてみると昆虫はたくさんあっておもしろく、多くの動植物や野鳥・昆虫・キノコなどが自然の状態で存在している。
カエルと言えば水中の印象があるが、モリアオガエルは主に樹上で暮し、産卵の時だけ水面を登りソフトボール程の白く泡に包まれた卵を産み、ふ化したオタマジャクシ(幼生)は落下する。
しばらくは水辺で生活し、やがて森の中の樹林で生活をするという。
人口池のトンボ池には「モリアオガエル」の他にタマムシやモノサシトンボなどもいて楽しかった。
写真を撮っていた係員からモノサシトンボ科の仲間、「クロイトトンボ」を教えて頂いた!でもみんな‘モノサシトンボ’に見え、観察力の注意が足りないと反省した。
オオシオカラトンボが飛び回っていたピントが合わず断念、ハラビロカマキリが脱皮したところでまだ、幼虫だった。
スズメバチが蜜を吸いに来ていて危険だったがその中でリル・・アゲハ蝶が木に止っていたのだが残念なことには写真がピンボケになりお詫びしたい・・・(失敗)。
二回三回とトンボ池を周回、まだオビレの取れないモリアオカエルもあった!
京都御苑のトンボ池は、広さ約2千㎡小さな森の生態園だが、夏休みの家族連れの方が多く自然観察に来ていた。
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