2014年8月20日水曜日

紅白のサルスベリ 本隆寺

西陣の総本山・本隆寺は今出川通智恵光院を北へ入った西側にある。正式名は慧光無量山本妙興隆寺(えこうむりょうさんほんみょうこうりゅうじ)と号し、略して慧光山本隆寺といい法華宗京都八本山の一つである。
西陣の本隆寺は今出川通智恵光院を北へ入った西側にある。
これからがサルスベリの見ごろとなる。ここ本隆寺の境内は春は桃色の「桜」の花が美しく、夏は本堂を彩なす紅白のサルスベリの花が咲いて、晩秋は鐘楼横の大イチョウが金色に染めハラハラと散り、季節は雪景色の冬となる。
本堂を中心に左・白、右・ピンクの花が咲いている。自然織り成す光景は素晴らしく私は折々、本隆寺に足を運んでいる。
本堂、右側のサルスベリの花は名所である。
こちらは本堂鬼瓦と白いサルスベリ。本堂を挟んで紅白のサルスベリの花は、今からが見ごろを迎える。本堂、右側には大きな紅色のサルスベリの花が名所になっている。
また “夜泣き止の松”があることで知られている祖師堂前は真っ白いサルスベリがある。この紅白のサルスベリの花の色の対比は鮮やかに眩しいほど美しかった。
鐘楼ときれいに咲くサルスベリ。
過去の二度の大火で西陣一帯が焼野原なり山門・鐘楼・方丈・塔頭(たっちゅう)が再び焼失となったが、本隆寺・本堂と祖師堂は焼失を免れ、それ以降、「不焼寺(やけずのてら)」と呼ばれるようになった。(8/19撮影)
 <本隆寺 紅白のサルスベリの花>
住所:京都市上京区智恵光院通五辻上る紋屋町 
電話:075-441-5762
拝観:境内自由
交通:市バス 今出川大宮バス停より徒歩約5分

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