2011年12月17日土曜日

京都・嵐山花灯路 2011

京の初冬の風物詩として「嵐山・花灯路」は嵯峨・嵐山地域が自然環境に包まれた風光明媚、情緒溢れる“露地行灯”の「灯り」と「花」で彩られている。黄金に輝く渡月橋
初冬の風物詩として嵐山・花灯路
中の島公園から渡月橋、天龍寺周辺一帯、竹林の小径から二尊院に至る約5kmの散策路、思わず歩きたくなる「灯りと花の路」薄闇に露地行灯は仄かに照らしてくれ、その幽玄の夜は、訪れる人を魅了する。宝厳院紅葉の夜景
渡月橋から嵐山山裾の景観
東山花灯路が2003(平成15)年3月から始まり、2年遅れて嵐山花灯路は2005(平成17)年12月に始まった。天龍寺の五百羅漢
幻想的な天龍寺・塔頭宝厳院の露地行灯早春に行われる東山花灯路に対して、紅葉の名残が残る初冬の嵐山花灯路は今年で7回目を迎えた。竹林の小径
美しさをより一層輝かせる光線
嵐山・嵯峨は自然豊かで、百人一首に代表される小倉山、平安時代は紫式部の源氏物語にも綴られている大堰川があり渡月橋は、多くの人が集まり憧れの地である。幽玄の夜は、訪れる人を魅了する
常寂光寺三門と生花
世界文化遺産の天龍寺はじめ大覚寺など多くの寺院・神社があり、歴史的にも風雅ある景勝の地である。常寂光寺の薄闇に露地行灯は仄かに照らしてくれる
常寂光寺にて竹燈籠
空気が澄みわたる初冬、嵯峨・嵐山の雄大な自然の美しさをより一層光り輝かせ、嵐山渡月橋より山裾・水辺など周辺一帯のライトアップは趣が奥深く、野宮神社から大河内山荘までの“竹林の小径”がライトアップされる様は、幻想的な美しさである。十三まいりの法輪寺のライトアップは光の芸術
狛犬も色を変えて心が安らぐ空間
途中には、各流派家元らの大型花器によるいけばな作品も展示され薄闇に華麗な色を添えて出会える楽しみがある。
法輪寺舞台は“京行灯”辻むら「日本の美をひかりに」
この期間中、開催される各寺院・神社の夜間特別拝観とライトアップも、昼間とは違う趣と風情を醸し出し、嵯峨・嵐山一帯を幽玄な世界へと誘っている。野宮神社の碧の苔ライトアップ
阪急嵐山駅には子どもたちの描いた行燈
今回、私は初めてで初冬の寒い折、今迄行かなかったがやっと念願叶った・・・自然と歴史の豊かさ・奥深さを心から実感できるロマンチックな夜、寒い中ホットアップルティーの振舞があった
<嵐山・花灯路>
開催期間:2011年12月9日(金)~18日(日)
開催場所:嵐山・嵯峨地域
    (中の島公園、渡月橋、天龍寺周辺一帯、竹林の小径、各寺院・神社など)
点灯時間:17:00~20:30 ※雨天決行
料    金:散策無料(寺院などの拝観料は別途必要)
交    通:JR「嵯峨嵐山駅」、阪急「嵐山駅」、嵐電「嵐山駅」下車すぐ
問合わせ:075-212-8173

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