阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年12月に初めて開催されている。
以来、神戸ルミナリエは震災の記憶を語り継ぎ市民の「希望」を象徴する行事として毎年開催され、今年で17回目を迎えた。
12月11日日曜日、神戸の冬を彩る荘厳な“光の祭典”「神戸ルミナリエ」に行ったが、今日で9ヶ月、東日本大震災でも多くの人々が津波の恐怖に曝され死者1万5841人が犠牲になり、なおいまも行方不明者は3493人を数える。
神戸ルミナリエの犠牲者への慰霊と鎮魂の意を込めた“送り火”だったが、震災は忘れたころにやって来た!それも福島の東京電力原発事故は未だ収束はまだ遠く、避難・仮設生活の被災地は厳冬が到来する時期を迎えている。
神戸三宮の「ルミナリエ」会場へは2年ぶりに訪れた。
震災で打ちひしがれた神戸の街の市民に『ルミナリエ』は大きな感動と情熱・勇気と希望を与えたという。そして今、阪神大震災を機に「1・17希望の灯り」から運んだ火をつけ、東日本大震災で壊滅的な陸前高田市に復興を誓う「3・11希望の灯り」のガス灯が高台に建てられ、火を灯してる。
京都五山の送り火騒動は全国的な問題に発展し、被災地の方々の意向を思うとやりきれない・・・犠牲者への慰霊と鎮魂の意を込めた「送り火」として震災の記憶を語り継ぐことを忘れてはならない。忘れる事の出来ない阪神大震災、東日本大震災の多くの犠牲者を追悼し「希望の灯り」を象徴する行事としなければならない。
また今回の神戸ルミナリエは、新たな開催趣旨として、東日本大震災の被災地へ犠牲者の鎮魂の祈りと復興支援のエールを送ることを掲げて、会場内東遊園地南側の噴水広場を東日本被災地復興支援ゾーンとしている。
年々開催が早まる傾向にあるが、市民や各界からは継続開催を求める強い声が寄せられている。継続開催の資金調達難は100円募金とし「神戸ルミナリエ」会場ボランティアなどが寒空に声を枯らして叫んでいる!
師走の冬の風物詩となった光の祭典「神戸ルミナリエ」は、神戸の街を温かく照らし犠牲者に鎮魂の祈りをささげている。今年の開催期間は、12/1(木)~12(月)の計12日間で神戸市中央区の旧外国人居留地などで開催した。
<神戸ルミナリエ>
会場:旧外国人居留地、東遊園地 電話:050-5548-8686
開催期間:12月01日~12月12日
点灯時間:月~木曜日18:00~21:00 土曜日17:00~22:00
金曜日18:00~22:00 日曜日17:00~21:30
※ 荒天の場合は点灯を見合わせる
※ 混雑状況により、点灯、消灯時刻を変更することもある
交通:JR・阪神元町駅東口の南側入り口直ぐ
阪急神戸線・三宮は元町方面一方通行
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