日本最大の文化イベント、第26回国民文化祭・京都2011が開催された。テーマは「こころを整える~文化発心(ほっしん)」
“文化の感動・京都国文祭”「語り合おう!大切な“こころ”都大路から届けたい!新しい文化の息吹」として10月29日(土)から11月6日(日)9日間開催されている。
初日の都大路オープニングパレードに行った。まず歓迎パレード隊の「剣鉾」は、市立第四錦林小学校吉田剣鉾保存会、「こころの灯火(ともしび)」は比叡山延暦寺で1200年灯り続けている“不滅の法灯”から分灯いただいた火を、鎮魂の祈りと復興への決意を象徴とし、京都国文祭のこころの文化・灯火と象徴命名した。
まゆまろや舞妓さんや京(みやこ)踊り子・平成男きもの組を先頭に、こころパレード隊など、34のマーチングバンドやバトントワリングが続き、さらに郷土芸能のパフォーマンスや国際交流・スペシャルパレード隊、全国から集まった約3,300人が御池通(西洞院通~寺町通間)を行進、「都大路オープニングパレード」が華やかに開幕を飾った。
“国民文化祭”というが、あまり知られておらず聞き覚えない、過去25回の開催、昨年は岡山県で催したという。
国民文化祭は日本の各地から様々な文化活動に親しんでいる個人や団体が日ごろの成果や実力を披露するため文化交流と参加活動への機運を高め新たに芸術創造を促し、全国各地から多くの「文化」や「人」が集まる「国内最大の文化祭典」である。
国民文化祭は1986(昭和61)年から毎年、各都道府県持ち回りで催されているが京都府は1988(昭和63)年の兵庫大会以来23年ぶりの開催となった。
こころを整える~文化発心、紡ぎ合うこころ、文芸絵巻丹後、響き合う流域中丹、伝え合う伝承南丹、高め合う千年絵巻京都、結び合う街道山城、府内市町村を5つのブロックに分け、音楽・舞踊・演劇・芸術・文芸など芸術文化から地域独自の伝統文化や生活文化まで広範囲にイベントが開催されている。
なおマスコットキャラクターPR隊長「まゆまろ」だが、カラダは繭(まゆ)をモチーフ、繭から出来たシルクが美しい丹後ちりめんや西陣織や京友禅の和装文化を生み、京都から新しい文化を創り育てる。因みに、来年の開催地は徳島県で阿波踊り文化「徳島国文祭」を開催するという。
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