2016年11月18日金曜日

嵐山もみじ祭

13日、嵐山もみじ祭は渡月橋上流にて開催され、百人一首で知られる小倉山の紅葉の美を讃え、三船祭同様に多くの船が浮かべられて歌舞音曲を競い、河畔での狂言上演や島原太夫のお練りなどが艶やかに繰り広げられた。
午後の部は今様船・民謡京寿船・大覚寺船天龍寺船・車折芸能船・野宮船 ・嵯峨大念仏狂言船・平安管弦船・東映太秦映画村船 が参加した。
大堰川ほとりで島原の桜木太夫によるお点前の披露した。 

嵯峨大念仏狂言船。
野宮船。
今様船と平安管弦船は舞楽と雅楽を演奏しながら舞った。
一際賑やかな民謡・京寿船、東映太秦映画村船はお姫さまとお殿さま、手を振って応えた。
嵐山もみじ祭は、王朝貴族の船遊びで1947(昭和22)年に、毎年11月の第二日曜日に行われるようになり、現在は京都嵐山保勝会主催している。
ホテル嵐亭前から島原太夫の道中が行われた。
風光明媚な嵐山、色とりどりの船上で盛り上げて優雅な舟遊び風景を再現した。
紅葉は少し先だが、色とりどりの船が浮かび、その風情はいにしえ人の雅を思わせた。
世界的にも名高い天下の名勝地・嵐山、紅葉に彩られるなか渡月橋上流大堰川(おおいがわ)で平安時代の雅な舟遊びの再現が営まれた。 (11/13撮影)

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