2017年6月28日水曜日

伊根湾めぐりと舟屋の里

26日、舞鶴のひとめ十万本のアジサイ園から丹後半島・東端、伊根湾「舟屋の里」として有名、“伊根湾めぐり”遊覧船は、舟屋が立ち並ぶ伊根湾を約25分かけて周遊した。
かもめとたわむれる遊覧船めぐりの旅は、時の流れをゆっくりと感じさせ、伊根独特の風景を満喫してくれた。
湾を取り囲むようにして建つ舟屋を海上から眺めるのは、陸地からではなかなか味わえない舟屋の風景と趣がある。
伊根町では、船のガレージを‘舟屋’ と呼んでいる。
周囲5kmの湾に沿って230軒あまりの舟屋が立ち並ぶ風景は壮観である。
全国的にも大変珍らしく、重要伝統的建造物群保存地区選定地に指定されいる。
この景色はどこか懐かしく、今でも大切に残されていて、伊根町独自の詩情を漂わせている。
詩情が漂う舟屋の里、船に群がるカモメにエサをあげるのも、伊根湾めぐりの醍醐味のひとつである。
舟屋は、母屋から道路を挟んで海際に建てられ、1階には船揚場、物置、作業場があり、出漁の準備、漁具の手入れ、魚干物の乾場や農産物の置き場となっている。
2階は生活の場、客室、民宿等に活用されている。
最後に伊根湾がみわたせる小高い丘の上にある、道の駅「舟屋の里公園」に立ち寄った。
伊根湾を一望できる丘陵地に設置されており、全国でもめずらしい舟屋の街並みを望むことができる。
舟屋の里。
伊根町は、京都府与謝郡伊根町亀島にある国道178号の道の駅にある。
舟屋をイメージした建物のなかには、伊根湾の産物である海の幸が豊富にあり、魚を形どったモニュメントがあった。 (6/26撮影)

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