2017年6月22日木曜日

藤森神社 紫陽花(あじさい)祭

21日、伏見区の藤森神社は平安遷都以前から祀られている古社で、学問と勝運と馬で深草の里に知られている。
別名「紫陽花の宮」と呼ばれ、梅雨のころ境内では淡い薄紫、ピンクや青など上品な紫陽花の花で埋めつくされている。
七変化と言われるように咲いているうちにだんだん色が変化し、花言葉は「移り気」という。
境内は静寂に包まれ紫や青・ピンクの花々が彩りを添え楽しませてくれる。
紫陽花は延べ1,500坪の第一・第二苑内に公開され、人一人分ほどの通路を回遊する形式で約20種3,500株が植えられた。
紫や青・ピンクの花々が彩りを添え楽しませてくれた。

神社は1985年(昭和60)から笹を伐採し、境内に紫陽花を植えたという。

木は背丈を越える大きさに成長し、色鮮やかな花を咲かせ、参拝者に心のなごみを与えている。

江戸時代、前の道が西国大名の参勤交代の道筋で大名行列が神社を通過する度、大名は駕籠から降り、騎乗の者は下馬し、槍を持つ者は槍の穂先を下げ、礼拝して通行したという。
だが幕末の動乱期になり、後水尾天皇の御宸筆で“藤森大明神”の額が掲げてあったが、新撰組の近藤勇が額を外し、持ち去ったと云われているがその後、不明である。
シトシト雨が降る庭に咲くアジサイの花は日本の原産で、梅雨の風景が良く似合う花である。
紫陽花は日本の原産で、梅雨の風景が良く似合う花である
古く朝廷から庶民までの崇敬厚く歴史ある神社である。(6/21撮影)
<藤森神社 紫陽花の宮>
住所:京都市伏見区深草島居埼町609 
電話:075-641-1045 
期間:6月上旬~7月上旬
時間:9:00~17:00
入苑料:300円<第一・第二紫陽花苑共通券> ※障害者 無料
駐車場:無料
交通:京阪電車「墨染駅」下車徒歩約7分 JR奈良線「JR藤森」下車5分  
        市バス 南臨5番藤森神社前下車すぐ

0 件のコメント: