2017年6月25日日曜日

三重伊雑宮 御田植祭①

24日、三重県志摩市の日本三大御田植祭の一つとされる「伊雑宮(いざわのみや)御田植祭」が行なわれた。伊勢神宮の別宮である伊雑宮で豊作を祈願して行なわれるこの祭は、大阪の住吉大社、千葉の香取神宮と並んで三大御田植祭の一つされている。
磯部町上之郷に御鎮座される祭神は「天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)」となっている。
伊雑宮の御田植祭は午前8時10分頃から始って、御料田に早苗を奉下した。
早乙女、田道人らは苗代を三周半して早苗を取った。
竹取神事の裸男は御料田に入り、早乙女、田道人らが苗取りの済むのを待った。
裸男たちはお神酒を・・・。
いよいよクライマックス、「竹取神事」である。
縁起物が描かれた団扇(うちわ)の付いた高さ15mの竹を泥だらけになりながら男たちが奪い合う「竹取神事」である。
泥んこになりながら左周り、そして右回り三回した。


その勇壮な姿に周りで見守る人たちから大きな拍手が湧き起こった。
近鉄志摩線上之郷駅が走行する川で竹取り合戦が行なわれた。
若者たちの竹取り神事は川に飛込んで竹は切り裂かれた。
雄叫び上げる若者、こちらは蒼然としていた。
続いて行なわれるのが白い着物に赤いたすきがけをした早乙女たちによる厳かな「御田植神事」が行なわれたが後半をお届けする。(6/24撮影)

0 件のコメント: