2016年7月23日土曜日

大蓮寺のハス

大蓮寺(だいれんじ)は左京区東山二条西入にあり、慶長5年(1600)深誉上人が創建し、女人救済「安産阿弥陀如来」として有名で十一面観音など秘仏が安置、洛陽三十三観音霊場第八番札所となっている。後光明天皇安産勅願所で浄土宗の寺院である。
本堂前には、花ハスの鉢が約40数品種もあり、白、赤、黄、ピンクなど6月下旬~8月中旬頃までハスの花の咲く寺として知られている。
ハスは、阿弥陀経でも極楽に咲く花として説かれておるように、仏教とは縁の深い花で極楽に咲くと言われるハスの花から名をとっている。
原産地はインドやエジプト、中国だが定かでない?
泥水の中から美しい花を咲かせるハスは仏教と縁が深く、ハスの歴史は約一億年前に地球上に姿を現したといわれている。
日本でも大賀博士が最初に「ハスの実」を発見し、2千年以上前であることが判明、2千年ハスや大賀ハスと呼ばれている。
同寺は今年2回目だがお盆ごろまでハスの花が綺麗に咲いているという。(7/22撮影)

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