大覚寺・大沢池に行ってハスの花と半夏生の観賞、ハンゲショウは五社明神を通り放生池の取水口にある。
半夏生(はんげしょう)は「半化粧」ともいい、周りの葉っぱが緑から白く色が変化し、水芭蕉の花が咲いたようになる。
そして、開花が終ればまた緑に戻っていくという。
大沢池の放生池に大日堂・聖天堂が水面に朱色を照らして、北側には水中から突き出たアシがあり一人の男性の方が望遠レンズで何やら撮影?していたので加わった。
始めは解らなかったが「カイツブリ」の親子で、よくよく観察すると、ヒナは親鳥の背中の中に潜って時おり、顔を出していた三羽?だった。
大沢池の放生池で三匹?ヒナは誕生し、雄が小魚を口に咥えて、ヒナは雌の背中に潜り込み与える様子を見た。
安全な水の上でカイツブリの雄と雌が交代で卵を温め、卵は4~6個を産んで約1週間後にヒナが生まれ、孵化後約1週間で巣から出るようになるという。
全長26cm(スズメやハトの中間)でカイツブリは雌雄同色、府内公園の池や河川に一年中生息するという。
小さいうちは親鳥が背中に乗せて保温や外敵から逃れ、ヒナを背中に乗せたまま潜水、怖いものがいなくなったら親鳥の周りで遊泳する。
また琵琶湖は古くから「鳰海(にほのうみ)」の別名があり、水鳥が集まる由縁から「カイツブリ」は滋賀県の県鳥に制定されている。
和名由来はカイツブリ「櫂(かひ)瓢(つぶる)」との説もあるという。ともあれ思いもよらず、カイツブリの子育てに遭遇しラッキーだった。
(6/23撮影)
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