2015年6月26日金曜日

大沢池 半夏生とカイツブリの親子

大覚寺・大沢池に行ってハスの花と半夏生の観賞、ハンゲショウは五社明神を通り放生池の取水口にある。
夏至のころから11日目、半夏生である。
大沢池にある半夏生(はんげしょう)。半夏生(はんげしょう)は「半化粧」ともいい、周りの葉っぱが緑から白く色が変化し、水芭蕉の花が咲いたようになる。
葉の裏は緑色(左)であった!
上の方から葉が三枚白くなるり、ドクダミ科の植物。そして、開花が終ればまた緑に戻っていくという。
大沢池の放生池に大日堂・聖天堂が水面に朱色を照らして、北側には水中から突き出たアシがあり一人の男性の方が望遠レンズで何やら撮影?していたので加わった。
巧みに潜水して獲物を捕食する。
ヒナを乗せて泳いでいるカイツブリ。始めは解らなかったが「カイツブリ」の親子で、よくよく観察すると、ヒナは親鳥の背中の中に潜って時おり、顔を出していた三羽?だった。
雄は直ぐ餌を採りに潜っていった!
雄が小魚を口に咥え、雌のヒナに与えるところ。大沢池の放生池で三匹?ヒナは誕生し、雄が小魚を口に咥えて、ヒナは雌の背中に潜り込み与える様子を見た。
鳴き声は「キュルルルルルルル」と雌雄とも鋭く鳴き交わしていた。
警戒心が強いのかヒナを背にしてキョロキョロしていた。安全な水の上でカイツブリの雄と雌が交代で卵を温め、卵は4~6個を産んで約1週間後にヒナが生まれ、孵化後約1週間で巣から出るようになるという。
親鳥より餌の捕えかたを教えられ、60-70日で巣立って生後1年で性成熟する。
主に魚類、昆虫、甲殻類、貝類などを食べるという。全長26cm(スズメやハトの中間)でカイツブリは雌雄同色、府内公園の池や河川に一年中生息するという。
旅立ちのころ、親鳥を追いかけて一羽のヒナは泳いでいた。
カイツブリの子育て、好いものを見せてもらった。 小さいうちは親鳥が背中に乗せて保温や外敵から逃れ、ヒナを背中に乗せたまま潜水、怖いものがいなくなったら親鳥の周りで遊泳する。
一羽のカモが悠々自適で伸び伸びと暮らしていた。
こちらはお馴染み、カモダンス! また琵琶湖は古くから「鳰海(にほのうみ)」の別名があり、水鳥が集まる由縁から「カイツブリ」は滋賀県の県鳥に制定されている。
少しピントが甘いがご容赦を・・・。
和名由来はカイツブリ「櫂(かひ)瓢(つぶる)」との説もあるという。ともあれ思いもよらず、カイツブリの子育てに遭遇しラッキーだった。 (6/23撮影)

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