この時期、夏椿や紫陽花、池にはハナショウブやハスも伝統的な品種が植えられるなど、四季を通じて楽しむことができる。
近所の幼稚園児が3名の先生ととも来ていた。池の鯉に餌を上げて歓声を挙げていた。
ハナショウブはいまが見ごろであり、紫陽花はあと1週間ぐらいであった。
白いショウブの花は、まるで真綿のような柔らかい感じがした。
オオシオカラトンボがハナショウブの蕾で一休みしていた。
ピンク色のハナショウブと白色や黄などもあった。
この寺を建立した待賢門院璋子(しょうし)は崇徳天皇と後白河天皇の生母であった。
平安時代、風雅な庭園にひかれて多くの歌人が法金剛院には集ったという。
四季折々の美しい景観は、西行法師の歌にも詠まれ、極楽浄土に見立てた浄土式庭園や巨岩を並べて造られた「青女(せいじょ)の滝」は有名で平安末期の姿をとどめている。
<法金剛院ハナショウブと紫陽花>
住所:京都市右京区花園扇野町49
電話:075-461-9428
料金:大人500円(障害者300円)高校生以下300円
交通:JR嵯峨野線「花園駅」下車徒歩約5分
市バス「花園扇野町」下車徒歩約2分
駐車場:無料
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