延暦13年(794)、桓武天皇が平安京の造営にあたり、大内裏の南の沼沢を開設した苑池で常に清泉が湧き出すことから「神泉苑」と名づけられたという。
今、神泉苑のサツキが見ごろになっている。
苑内には大池と中嶋のほか、北部には宏壮な宮殿が建てられ、天皇や貴族が舟遊びなどの遊宴をおこなったと云われいる。
貞観11年(869)の疫病流行のときは、祇園社(現八坂神社)の御霊会が鉾を66本造り神泉苑に集まり行列したという。
この池には法成橋という朱塗りの橋があるが『一つお願い』をして橋ると「善女龍王」にに成就するとされている。
<神泉苑のサツキ>
住所:京都市中京区御池通神泉苑町167
拝観:境内自由
地下鉄東西線:「二条城前」3番出口から徒歩約4分
市バス・京都バス「神泉苑」下車すぐ
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