京都御苑のトンボ池一般公開が22日~24日始まったので、昨日(22日)初日に行って来た。御苑内の人工池「トンボ池」は南東部にあり、深さ50cmと浅く、約15メートル四方の小さな池で1996年(平成8)から定期的に公開している。
このトンボ池の水源は、雨水と地下水で水温は1年を通じほぼ一定だという。
この日9:30開門でトンボ池は市民に自然に親しんでもらうために環境省京都御苑管理事務所が整備している。
訪れた人たちはカエルの鳴き声やイトトンボなどさまざまな生き物、植物が生息する池で周りで散策を楽しんだ。
トンボ池には生き物が生息しクサギの枝に卵塊した「モリアオガエル」の卵を産みつけている様子が数ヶ所あった。
木の上まで登った小さな蛙だがクサギの枝に卵塊し「モリアオガエル」の卵を産みつけている。
そしてモリアオガエルは梅雨時に孵化しオタマジャクシになって水面に落ち蛙になる。
しばらくモリアオカエルは水辺でオタマジャクシがとれるのを待って、肺呼吸に移って行き、自然な森へと帰って行くという。
御苑トンボ池には古くから多くの植物や野鳥・昆虫・キノコやなどが自然の状態で存在していて、各々の専門の先生方から池や森についての説明があった。
人との生活環境に近いところで安定した生態系を持つ多様な動植物の生息空間(ビオトープ)としてトンボ池の人口池が造られいる。(5/22撮影)
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