置屋「堀八重」さんで「ふく真莉」さんの「襟かえ」が行われ、当日は台風接近中の気象の下、雨の中での挨拶回りとなった。
置屋・堀八重さんの前は写真愛好家たちの傘・傘・傘で混雑し、雨降る中25人位ほどの方がいた。
女衆さんが堀八重さんの「ふく真莉」さんの『襟かえのご挨拶にまいりました』というとふく真莉さんが「おかあはん、どうぞよろうしゅうにおたのもうします」と挨拶を述べ、『これからも、おきばりやすや!』と女将さんの声が響いた。
レンズに雨粒が入って雲っているが何卒ご容赦願いたい・・・。
舞妓さんから芸姑さん、その素振りが二十歳そこそこで艶っぽい感じであった。
深く抜いた襟足の美しさと普段の二本線や特別の三本線も妙にこころが艶めかしくなった。
ふく真莉さんの赤色の番傘がチャームポイントと決めた!
着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟かえ』といわれるもので舞妓を卒業、芸妓(げいこ)さんになるお披露目である。
襟かえと言う大事な日に生憎の空模様、それも5月に台風、聞いた事もない・・・。
女衆さんとふく真莉さんは「よろしゅうおたのもうします」と挨拶した。
華やかな襟かえの髪型は、絢爛豪華な「先笄(さっこう)」の髷(まげ)を結う、時期は20歳前後の場合が多く芸妓さんになる1週間から10日ぐらい前から準備をするという。
新芸姑さんの「ふく真莉」さんは女衆さんの先導で日ごろご贔屓筋になってお茶屋さんなどお店に挨拶に廻った。
雨の中、女衆さんとふく真莉さん、それに写真愛好家の皆さん、お疲れさんでした。(5/12撮影)
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