久々に祇園東の置屋・叶家さんで「店だし」の儀式が午後3:00行なわれ、芸舞妓写真愛好家フアンの方々が50数名がどっと押し寄せた。聞き伝えのため置屋・叶家さんの場所も分らず祇園東に行った?
運好く、写真愛好家の方に背中を叩かれ助かったが、置屋叶家さんは細い通りの路地であった。
店だしとは、『舞妓さんデビュー』のことで、幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式をすることういう。
今日デビューする新舞妓さん「叶紘」さんは、叶家の女将から ‘火打ち石’で清める儀式があり、叶家前の狭い通路では記念写真を撮影するカメラマンたちが一斉に一眼レフのシャッター切った。
誂えた正装姿の黒紋付に身を包んだ新舞妓さんの「叶紘」さんは、緊張の面持ちで少しはにかみながらポーズを撮って写真愛好家フアンに答えた。
これから「新舞妓」のお披露目の挨拶廻りで、男衆さんの手引きでお茶屋・ご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。
店出しは、特別な日で襟足のおしろいは三本足(通常2本)に塗る。
また一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができないという決まりがある。
舞妓さんになるまでの期間を「仕込み」と呼ばれ、京言葉や立ち振舞いなど芸事の習得し、芸妓を志す少女の全てを置屋が受け持ってくれそうだ。
晴れて新舞妓さんの「叶紘」さんはスタート台に付け、芸姑になるための舞や三味線、お囃子など修業をするという。
男衆さんと新舞妓さんの「叶紘」さんは正装の黒紋付姿でお茶屋組合に挨拶した。
新舞妓さんの叶紘さんは、狭い路地裏にぽっくりの音も軽やかに、祇園東を隈なく廻って約1時間後、叶家に戻った、お疲れさんでした。(10/2撮影)
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