2014年10月27日月曜日

蘆山寺 センブリ(千振)

「源氏物語」を執筆したとされる紫式部邸宅址の廬山寺は、市バス「府立病院前」で下車し広小路通を西へ向って寺町通を北へ進むと山門が見える。 節分の鬼法楽で有名な蘆山寺は天台系圓浄宗の大本山で、正しくは「廬山天台講寺」という。
リンドウとセンブリが咲く庭園。
源氏物語」執筆地、紫式部邸宅址の庭園。天慶元年(938)慈恵大師良源(元三大師)が北山に開き、興願金剛院と称し、その後、廬山天台講寺と改められた。
苦いセンブリは薬草。先頃、NHKローカル番組の中で廬山寺の“センブリ”が取り上げられたので観に行った。同寺は庭園に咲くキキョウで有名だが、あの苦いセンブリは薬草として利用され、生薬名及び別名は当薬(とうやく)といってリンドウ科センブリ属の二年草、中国、朝鮮半島、日本に分布している。
花の色は白、紫など大きさは10cm~30cm。開花時期は9月から11月で北海道から九州にかけて草地や道端などにあり、花の色は白、紫など大きさは10cm~30cm位になるという。
センブリの名前の由来は「千回煎じてもまだ苦い」というところからきている。
薬効は、胃腸虚弱、下痢、腹痛など古くから民間薬として用いられている。 センブリの名前の由来は「千回煎じてもまだ苦い」というところからきている。その通り非常に苦味が強く、最も苦い生薬(ハーブ)といわれている。
薬には開花期の全草が用いられ乾燥させ、煎じてまたは粉末にして飲む、薬効は、胃腸虚弱、下痢、腹痛など古くから民間薬として用いられている。
秋季特別展として「皇室と廬山寺」を10月31日~11月16日まで陳列予定である。
また同寺は秋季特別展として「皇室と廬山寺」を10月31日~11月16日まで陳列予定である。
<廬山寺 センブリ>
住所:京都市上京区寺町広小路上ル 
電話:075-231-0355
拝観:大人500円・(障害者400円)
交通:市バス 府立医大病院前下車

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