店だしとは『舞妓さんデビュー』のことで、幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式をすることをいう。
今日デビューする新舞妓さんは岡とめさんの「駒子」さん、誂えた正装の黒紋付に身を包み、少し緊張の面持ちで男衆さんと挨拶に向った。
曇天は14:00頃まで、ポツリポツリ小雨が降りだしたが新舞妓さんの「駒子」さんはコートも羽織らず、男衆さんの差し出す赤い番傘で凌いでご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。
置屋では、舞妓さんになるまで「仕込み」と呼ばれ、京言葉や立ち振舞いなど舞の芸事を習得し、これらが及第点に達し、やっと舞妓さんになれるという。 あまりの厳しさに、仕込み期間の途中で挫折してしまう少女もあるという。
店出しは、特別な日で襟足のおしろいは三本足(通常2本)に塗る。 また一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができないという決まりがある。
狭い路地裏にぽっくりの音も軽やかに、新舞妓さんの駒子さんは、祇園東を隈なく廻って、置屋・岡とめさんに戻った、雨降るなか、お疲れさんでした。(10/20撮影)
2 件のコメント:
当日は雨のなか、お越しいただき、
たくさんの写真を撮って掲載いただき、
ありがとうございます。
今後とも、駒子をよろしくお願いいたします♡
真理子さま
駒子さんにはピンボケの写真で甚だご迷惑をお掛けして
申し訳ございませんでした。謹んで誤りたく存じます。
ごめんなさい。
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