6日、北政所が豊臣秀吉の菩提を弔うため建てた高台寺で、嶋原の「太夫道中」が行われた。正室「ねね」は、寛永元年の9月6日に76歳で亡くなられ、秀吉の死後、徳川家康の援助を得て高台寺を建設した。
先頭は「秀吉とねね」のゆるキャラ、後続には二人の禿(かむろ)が続き、嶋原の葵太夫さんと二人の禿と司太夫さんが太夫行列をした。
公家や諸大名らが度々、茶の湯を楽しんだと謂れ、この縁で平成18年より月命日に「献茶式 お茶会」が催されたという。
境内の参道を太夫さんは独特の「内八文字」の足裁きで歩いた。
霊山観音像が見守る中、嶋原の「太夫道中」が行われた。
高台寺には、嶋原の名妓二代目吉野太夫にちなむ吉野窓をもつ「遺芳庵」という茶室がある。
嶋原の葵太夫さんと司太夫さん。
禿の二人も「内八文字」?の足裁きで歩いた!
北政所茶会は「ねね」の月命日である10月6日に毎年開催される。
禿と嶋原太夫の二人は南門から入場、南門はめったに開閉はできない・・・その後、献茶式、お茶会が催された。(10/6撮影)
<高台寺 太夫行列と北政所茶会>
開催:2019年10月6日 時間:9:30~15:00
住所:京都市東山区高台寺下河原町526番地
交通:市バス東山安井停下車東へ徒歩5分
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