上七軒で市バスを下車、山門から見える、本堂前の見事な枝垂れ桜は「阿亀(おかめ)桜」として知られている。 境内の右手方向には「おかめ像」が安置されていて、その前方には名木「阿亀(おかめ)桜」がある。
本堂前の見事な枝垂れ桜「阿亀(おかめ)桜」は、建立時、棟梁・長井飛騨守高次の妻、阿亀を偲びその名が付けられたという。
おかめ桜の所以は、棟梁は4本しかない親柱を1本短く切ってしまう失敗で、それを聞いた妻・おかめさんの助言で窮地を脱したという。
棟梁は「妻に助けられたと皆に知られては恥」と思い悩んだ。
おかめさんは、棟梁の失態を命を絶って貫き、その秘密を誰にも知られまいと自ら命を絶ったという。
この桜には悲しい切ない思いが秘められている。そっとお阿亀(おかめ)さんの像を拝んだ。(3/29~撮影)
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