2016年3月3日木曜日

西国街道「ひな人形めぐり(2)」

西国街道沿いブラブラ歩いていると東側に「ひな人形めぐり」の暖簾の下った塩崎家がありお邪魔をした。
初参加した日から6回目になり、今年も古い江戸時代のお雛さまから平成のひな人形まで揃えて楽しみに待っていると伝えた。
江戸時代後期に作られたひな人形は緋毛氈(ひもうせん)の代わりにエキゾチックな柄の布が使われていた。
江戸時代後期の立ち雛の掛け軸は古くから伝わるという。

左、五段飾りは昭和9年、初節句に京人形店で購入、贈られたという。


昭和9年、丸屋大木平蔵作の雛人形。
左、御所の紫宸殿、華やかな貴族文化への雛飾り、右、内裏雛と五人囃子。
皇太后が幼い頃、お召しになっていた緋色の袴(はかま)のふくさ。 昭憲皇太后(明治天皇のお后)の由来の袱沙(ふくさ)が現在もある。

塩崎さんは、「街道や商店街を一軒ずつそぞろ歩きしながら楽しんでほしい」と言っていた。
明治、大正の古今雛、昭和の御殿雛も飾られ、いずれも格式の高い上品さが伺えた。 富永屋に つづく・・・(3/2撮影)

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