左京区一乗寺にある京都薬用植物園「初秋の特別見学会」に14日、参加できた。当園は薬用植物を中心に約2,400種の植物を保有・栽培しており、「生きた薬草の博物館」といわれておる。
「初秋の特別見学会」としてA、B、C、D班のグループとなってハーブ園、香辛料園、民間薬園、中央標本園、漢方処方園を見て回ったが、今回は特に“秋の七草”を試みて各職員から詳しく説明を受けた。
初秋の見学会は三回目、ハーブ園から見学した。誰でもご存知のトウガラシ、皮膚刺激薬(外用)や辛味健胃薬(内服)の原料になる。
左、カショウの実、右はミカン科で、赤く熟した山椒の実。
左、キク科のノコギリソウ、右、シソ科のチョロギといって根を食す。
左、オランダセンニチという、右、辛味香辛料のトウガラシでナス科のハバネロという。
タバコの花は初めて見た!
ウコギ科のサンシチ人参は止血を止める、チョウセン人参は食欲不振、消化不良などを改善させるという。
キョウチクトウ科のニチニチソウは抗悪性腫瘍済の効果に好く効く、キク科のアマハステビアは天然の甘味料として飲食物に利用されている。
この薬用植物園は民間が行なっているもので、栽培している希少な植物の保護や保全の観点から特別見学会以外の一般公開は行なっていない。(9/14撮影)
<京都薬用植物園>
住所:京都市左京区一乗寺竹ノ内町11
電話:075-781-6111
見学:事前=予約必要
交通:地下鉄烏丸線松ヶ崎駅
市バス北8番一乗寺清水町下車徒歩15分
叡山電車 修学院駅下車徒歩15分
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