昨日(秋分の日)、第26回目の「高瀬川舟まつり」が10時過ぎ開催された。高瀬舟で知られる高瀬川は、中京区木屋町二条付近より鴨川から受水して「一之船入」としている。
秋晴れのもと、平底の舟で家族連れや観光客らが岸から移って舟に乗船、記念撮影をしてもらい川面の風景を楽しんだ。
京の水運を担った川の歴史を多くの人に知ってもらい、地元の銅駝高瀬川保勝会が毎年開催している。
舞妓さん二名も到着して、華やかなまつりムードになった。
木屋町二条といえば先斗町が近く、舞妓さんの市照さん(左)と市彩さんによる高瀬舟の船上撮影会やお茶(有料)の接待もある。
舞妓さんの市彩さんと市照さんによる高瀬舟の船上撮影会が11:00~始まった。
高瀬川舟まつりのメインは先斗町の舞妓さんが高瀬舟に乗って華を添える。
舞妓さんは日本髪、だらりの帯など、後姿も好く、着物姿の舞妓さんは川辺で舟に乗り込み、写真愛好家の人たちはシャッターをバシャバシャ切っていた。
高瀬舟は江戸時代の豪商・角倉了以(すみのくらりょうい)が二条~伏見間に開いた運河で重要な物資輸送路を運航した。
この辺りを起点とし鴨川から水をとり入れ、十条まで南下、さらに鴨川を横断して伏見に通じていた。
先斗町の舞妓さんのお茶席お点前が始まり、舞妓さんの市照さん、凛としてお点前を入れた。
高瀬川舟まつりに限り、両隣の「島津創業記念資料館」と「がんこ高瀬川二条苑」も無料公開・庭園は無料である。
なお、午後からも舞妓さんのお点前や船上撮影会が行なわれた。
<高瀬川舟まつり>
開催場所:京都市中京区木屋町二条下がる
高瀬川一之舟入付近
開催日時:毎年9月23日10:30~16:00
行事料金:見物無料(但し:お茶席有料)
交 通:地下鉄東西線市役所前下車
市バス京都市役所徒歩3分
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