2020年4月7日火曜日

洛西 大原野神社の千眼桜

大原野神社は奈良春日大社から勧請を受けたもので、別名・京春日(きょうかすが)の由緒正しき神社であり、本殿の神前は狛犬ではなく“神鹿石像”で、左に雄鹿、右に雌鹿の2頭がお護りしている。
本殿と千眼桜(センガンザクラ)と呼ばれる枝垂れ桜が有名。
一重の枝垂れ桜で純白の花を咲かせ、開花してから三日程で散ってしまうので“幻の桜“とも呼ばれている。
一本の枝にぼんぼりのように花が咲き、眼がたくさんあるように見えるところから、「千眼桜」と呼ばれるようになったという。
千眼桜の満開は毎年4月上旬で、運良く満開に出会えたなら「千の願いが叶う」といわれている。
参道ではソメイヨシノ、山桜などの桜並木が楽しめる。
大原野の里一帯には、“桜と紅葉”の正法寺や勝持寺(花の寺)、十輪寺や金蔵寺など桜や紅葉のシーズンには隠れた名所なっている。
奈良の興福寺「猿沢(さるさわ)の池」を模して作られたと伝えられていて、池の周囲にも桜の木がたくさんある。
(4/3撮影)

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