上京区の雨宝院(うほういん)は、真言宗の寺院で古くから西陣聖天宮(にしじんしょうてんぐう)と呼ばれ、地域の人たちに“西陣の聖天さん”と親しまれている。
本堂前の紅しだれ桜が美しく咲くころ、観音堂前の歓喜桜や観音桜、松月桜が順々に咲き、「御衣黄(ぎょいこう)桜」の淡緑色の花を咲かせていた。
紅しだれ桜と観音桜。
しだれ桜が舞い落ちる、花傘の下にいるような感じがした。
西陣の雨宝院の桜。
観音桜がとても美しかった。
歓喜桜と観音桜。
まだ少し早かった松月桜。
御衣黄(ぎょいこう)桜は、淡い緑色、徐々に黄色に変化していき、やがて花びらの中心部が赤く染まっていくのが特徴という。
境内は 広くないが美しい椿や石楠花を咲かせていた。
境内一面に桜の花、花、花、訪れた参拝者が息を呑むような光景だった。 (4/9撮影)
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