花街 上七軒の置屋・中里さんで27日、14:00から「お店だし」があり、豪華な黒紋付きの着物姿で、尚舞ちゃんは女衆さんとご贔屓筋にご挨拶廻りをされた。
今日の主役、「尚舞」ちゃんは女衆さんとお茶屋さんとご贔屓筋にご挨拶を廻りをした。
正装の黒紋付と扇子を持ち、尚舞ちゃんは、「お店だし」のご挨拶をした。
お店だしとは、少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことである。
初舞妓さんの「尚舞」ちゃんは、女衆さんと共のご贔屓筋に回り「今後ともおたのもうします」と挨拶した。
舞妓になった「尚舞」ちゃんは「どうぞよろしゅう、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。
晴れて舞妓になるというお墨付きができ“だらりの帯”と“ぽっくり”の音も軽やかに、尚舞ちゃんは女衆さんとご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶を交わした。
置屋さんでは‘お仕込み’ さんと呼ばれ、次段階になる「お店だし」が控えていて、数年後には「芸姑」の‘衿替え’と呼ばれる儀式がある。
中里さんの「尚舞」ちゃんの晴姿。
尚舞ちゃんは「芸妓」になる前の3~4年の修練期間経て一通りの舞や三味線、お囃子などを勉強し、芸妓になるための修業をするという。
一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができず、白粉も三日間は女将さんやお姉さんが付けてくれるという。
中里さんの尚舞ちゃん。
置屋・中里さんの尚舞ちゃんのお店だしがあり、それを取り巻くカメラマンたちの一団で熱が上がり盛り上がった。
上七軒の置屋・中里さんの尚舞ちゃん、今日はご苦労さんでした。(11/27撮影)
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