別誂えの黒紋付に身を包み扇子を持ち、紫乃さんは着物の裾をたくし上げ“襦袢”は金銀摺箔文様入りの正装であった。
着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟かえ』といわれるもので舞妓を卒業、芸妓(げいこ)になるお披露目である。
正午ごろ羽織着物姿の男衆さんと、ご挨拶に向かった。
お福さんに挨拶、舞妓の朋ちゃんが「おめでとうさん」と声を掛けた。
男衆さんと「紫乃」さんは、一力亭で『襟かえのご挨拶にまいりました』という。
紫乃さん、うしろ姿の鬘も好かった!
芸妓の紫乃さん、 口元や目尻の京紅がとても美しく、20歳そこそこと思えない艶っぽさがあった。
白川巽橋の上を歩く男衆さんと紫乃さん、男衆さんの手引きで日頃お世話になっているお茶屋の女将さんやご贔屓筋さんにご挨拶して回る慣わしであった。(11/21撮影)
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