大覚寺で恒例の嵯峨菊花展が見ごろを迎えているので6日、出かけたが、平成30年 嵯峨天皇 勅封般若心経1200年 戊戌(ぼじゅつ)開封法会、いけばな嵯峨御流創流1200年と題して、今年は11月1日~11月30日までの一と月間、一般公開を開催している。
日本三大名菊の一つに挙げられる「嵯峨菊」は古代菊である。
江戸時代に品種改良が進んだ菊の一種であり、大輪の菊花展は見慣れているが優雅に咲く姿を楽しんだ。
嵯峨天皇の時代、離宮だったころ嵯峨菊は大沢池の菊ケ島に自生していたという。
野菊を長い年月かけて王朝風に「天、地、人」に仕立てたものであるという。
大覚寺で栽培されている “門外不出”細い花弁の気品のある嵯峨菊は、全くハデさのない菊だが、けな気に無心に咲き人の心を癒してくれた。
嵯峨菊の仕立て方にはルールがあり一鉢に3本仕立て、観賞するのによい高さ2mに育てるという。
元嵯峨天皇の離宮、すらりと伸びた何百鉢もの風情ある嵯峨菊をゆっくり観賞した。
花は先端に三輪、中程に五輪、下に七輪と「七、五、三」の三段に咲かせる。
嵯峨天皇 勅封般若心経1200年 戊戌(ぼじゅつ)開封法会は、一般公開は初めてである。
大覚寺は、王朝風の典雅な雰囲気の回廊を散策、嵯峨菊と般若心経を観て好い日であった。(11/6撮影)
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