永観堂は平安時代、仁寿3年(863)空海の弟子、真紹(しんしょう)が藤原関雄の山荘を譲り受け、尊像を安置し真言宗の道場として創建した。
承暦年間(1077~1081)に、民間に念仏を広めた永観僧侶が住持となり、浄土念仏道場を流布し寺を中興した。
寺名も永観堂の通称で呼ばれるようになり、以後、鎌倉時代中期には浄土宗西山派一派の本山の基礎を固めた。
昨年はライトアップで闇夜に浮かんだ阿弥陀堂や放生池と弁天島、極楽橋から見た眼にも鮮やかな真っ赤な紅葉を観た。
京都一番の名所で、鮮やかな真っ赤な紅葉が陽射しを浴びて光って今年は一週間早い紅葉の色彩であった。
永観堂は随一の真っ赤な眼の醒めるような紅葉の名所として古くから親しまれている。(11/15撮影)
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