圓光寺は伏見に開いた学問所を起源として足利学校から招いた三要元佶(さんようげんき)和尚が開基した。
始めは伏見の地にあり、のちに相国寺山内を経て1667年(寛文7年)に現在の地に移った。
庭園へ一歩足を入れると、美しいモミジの山だった。
徳川家康はこの寺で武士や僧侶に仏教ではなく儒学を習わせたとう。
静かに禅の修業を瞑想?する という。
孔子家語、貞観政要などの書物を発行しており、圓光寺伝来の「伏見版木製活字(国重要文化財に指定52,230個約400年前)」を与えて多くの書物を出版させている。
梵鐘、静寂の青竹と心が躍る紅葉。
燃えるような真っ赤な紅葉。
紅葉の名所として知られる圓光寺は、栖龍池(せいりゅうち)を囲む庭園「十牛(じゅうぎゅう)の庭」もある。
本尊は千手観世音坐像が本堂に安置されている。
圓光寺は円山応挙が描いた重要文化財の竹林図屏風六曲一双などを寺宝として所蔵している。(11/20撮影)
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