置屋・つる居さんのあすかちゃんは、黒紋付に身を固めて笑顔だった。
花街の知識、言葉、基礎的な舞を習得し、お師匠さんに認められて、やっと舞妓になれるという。
正装の黒紋付と扇子を持ち、あすかちゃんは「一力亭茶屋」に入った。
四条花見小路の交差点を渡った。
男衆さんと共にあすかちゃんは、「おかぁ~さん、どうぞよろしゅ、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。
あすかちゃんの髪型は「われしのぶ」で、襟(えり)の色は赤紅を下唇だけにさした。
正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことであり、芸舞妓の所属するプロダクションの様なものである。
白川巽橋、ぽっくりの音も軽やかに、男衆さんとご贔屓筋に廻って挨拶をした。
つる居さんのあすかちゃん、これからの技芸向上を誓った。
舞妓さんのあすかちゃん、満面笑顔であった!
あすかちゃんのお店だしがあり、それを取り巻くカメラマンたちの一団で、嫌が上にも熱が上がって混雑になった。(3/16撮影)
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