2018年3月1日木曜日

長浜市 盆梅展

26日、滋賀県湖北の長浜市の慶雲館では一足早い春の訪れを告げる、第67回「長浜盆梅展」が3/11(日)まで開催、行ってきた、伊藤博文が命名し、明治天皇行幸に合わせ、長浜の豪商・浅見氏が私財を投じ建築したという。
国内最大級の長浜の盆梅展は、慶雲館の座敷に並べてあり、玄関を入ると一重白梅の樹齢150年「仁寿」が向えてくれた。

雛紗(ひなさ)は、淡桃色の花が雛まつりを思わせ、白い幹が絹をまとった様にみえる。
左、ピンク色の八重咲きの「舞姫」と右、清流の流れに似た姿から命名した清麗。
蓬莱(ほうらい)、梅が散り行く姿を今年はじめて企画したという。
左、翔蓉、右、樹齢100年の「百囀(ももさえずり)」。
左、清ゆう、右、書家・菊池女氏が命名した「流水」。
梅の花は香りも好く寒い冬を乗り越え、また一輪と咲くけな気な姿が好きで蕾が膨らみ花開くころは早春の訪れを感じさせる。
盆梅の産みの親、「高山」、右、「春時雨」。

美芙蓉、鉢植えの鉢は日本一である。
左、美しいピンク色の梅、右、中国四川省の八重咲き白梅「金銭緑萼(きんせんりょくがく)」という。
左、隼、右、阿分保乃(あけぼの)は、樹齢100年を重ね、大阪天満宮が命名したという。
左、紅粉台閣(こうふんたいかく)は、中国四川省の紅梅で、日本には数本しかない貴重な梅の枝を接ぎ木したものという。
輪違い(りんちがい)は、別名・おもいのままにもあり、八重咲きで1本の木に紅花と白花が混じって咲くという。
長浜盆梅展は1952(昭和27)年に盆培愛好家の故・高山七蔵氏(現在の長浜市高山町)が約40鉢を市に寄贈したのが始まりである。
左、幗弁大紅(かくべんたいこう)は中国四川省、八重咲の薄紅色。右、黄金梅(おうぼんばい)は、世界に数種しかない、珍しい黄色の梅で一重咲きで小輪ながら良い香りがする。
長浜盆梅展は、わが子を育てるのと同様、温かい愛情とともに厳しい管理が求められていて、その出来栄えは見事であった。
慶雲館会場には多くの観光客や市民が来ていた。最後におまけ・・・。
<長浜 盆梅展>
開催場所:長浜市慶雲館(滋賀県長浜市港町)
開催期間:2018/1/10(水)~3/11(日)
開催時間:9:00~17:00
観覧料金:大人500円、小中学生150円               
     ※障害者手帳所持は無料
交  通:JR長浜駅より徒歩3分

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