2016年2月25日木曜日

北野天満宮 梅花祭

「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな」と詠まれた文道の大祖・道真公は、ことのほか梅を愛された。
通称「天神さん」で親しまれている北野天満宮は、今日は梅花祭が営まれた。
天満宮では、毎年2月25日は菅原道真公の命日で「梅花祭」が行われる。
この縁により、毎月25日を縁日として遺徳をしのび、特に祥月命日に当たる2月25日は「梅花祭」と称して神事の祭事が厳粛に執行されている。
紅白梅もほころんで絶好の日和になり参拝者も梅の花を愛でていた。
境内の西広場特設・茶会席で上七軒の芸舞妓さんたちの奉仕による野点(有料)を楽しむこともできる。
芸舞妓さんが接待をした。
舞妓さんから芸妓さんになった「市知」さん(15年11月)。
北野さんとも呼ばれ毎月25日には縁日が開かれ多くの参拝者や観光客などで賑わう。
梅の花は2月、舞妓さんの「かんざし」は、月ごとに変わる。
天満宮は「天神様」として親しまれ学問の神様として有名で全国各地から受験生や修学旅行生たちの信仰がいまも篤い。
うしろ姿も艶やかに襟あしがいろっぽいだらりの帯が奏でる躍動感があった。
勝奈さんはお知り合いの方と会えば気さくにあいさつを交わした。
天満宮の梅花祭で奉仕する「市こま」さんと「勝奈」さん。
約2万坪の境内に50種約1,500本の梅があり、早咲きの梅は12月中句頃からつぼみがふくらみ始め1月初旬には咲き始める。
梅花祭とともに、境内一円に香の好い梅が咲き始め、たくさんの参拝者や観光客は芳香がただよう中、梅の花を愛でていた。(2/25撮影)

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