昨日(4日)、京都秋祭りの先陣を切って北野天満宮・西ノ京御旅所境内ではずいき祭の還幸祭が行われた。別名「おいでまいり」と呼ばれている。
ずいき祭は、村上天皇の時代に始まると伝えられ、西ノ京の神人(じにん)が御祭神・菅原道真公の木像に、秋の収穫時に野菜や穀物をお供えしたのが始まりで「ずいき神輿」を奉り、感謝の心を捧げた。
その歴史は古く、ずいき神輿を中心として西ノ京を始とする氏子の祭は室町時代から行っていたと言う。
西ノ京の神人により、ずいき神輿という野菜、乾物等で趣向をこらした絢欄華美な神輿が御旅所に奉られ4日に氏子町内に巡行した。
北野天満宮・ずいき祭の三基の鳳輦は、1日から始まり御旅所境内に駐輦され、多くの出店が軒を並べ祭り気分で賑わった。
御旅所での三日間にわたる神事を終え、出御祭が執り行われ、12時半に「ずいき神輿」がスタートされ、子ども神輿もあとに続くと、1時から祭礼の行列が氏子区内を巡行した。
西大路通を横断し、真っ直ぐ東進や南進や西進と氏子区域クネクネと回り歩く、御前通まで行列を追いかけた。
去年もずいき祭に来たが、少しは余裕があって、御前通りからは「天神さん」のシンボルである『牛』に曳かれた御羽車も加った。
丸太町御前から西へ、そして新二条西大路通りで稚児・八乙女列を合流した。
行列は氏子地域を実に細かくクネクネと念入りに路地裏まで巡行するがずいき神輿と還幸祭巡行路は違う。
西大路御池を東進、ずいき神輿と還幸祭の行列巡行は別ルートで、三条駐輦所(三条天神道)に休憩に入ったので、バスで上七軒まで乗車したが、綺麗どころの舞妓さんを写そう。つづく・・・
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