2013年10月27日日曜日

祇園甲部 襟替え

25日台風27号の雨の中、舞妓さんの「襟替え(えりかえ)」があるとの情報を耳にしたので、11:00頃祇園・富永町に行ってみたが、小止みなく降りしきる秋雨で延期となり翌日となった。
置屋「中支志」で襟替えが行われ、主役、小芳(こよし)さんは満面の笑みを浮かべていた。
小芳さん襟替え「おめでとうさん」です。舞妓さんは祇園花街で、だらりの帯や華やかな衣装で唄や踊り三味線などの芸事を披露するが、15,6歳ごろから芸妓さんの見習い修行段階の人をいう。
嬉しそうな「芸姑」小芳さんですね!
男衆(おとこし)さんと一緒に挨拶に回った。修行一年目のとき上唇は口紅ぬらず、襟は可愛い赤い襟とする仕来たりがあるという。ぽっくり「おこぼ(赤い鼻緒)」は、歩くと鈴が付けられている。襟足はお正月は三本にするが普段は二本である。
襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟替え』といわれるもの。
襟足はお正月と特別なときは三本にするが普段は二本である。着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟替え』といわれるもので、二十歳になって舞妓を卒業、芸妓(げいこ)さんになる儀式である。
井上八千代師匠にも挨拶にきた。
小芳さんは辰巳大明神に祈った。舞妓さんといっても甲部、祇園東や宮川町など先斗町や上七軒を合わせれば五花街になり広範囲である。
辰巳橋で記念撮影。この日は寒気の影響で肌寒かったが正午過ぎ、置屋「中支志」で襟替えが行われ、主役、小芳(こよし)さんは満面笑みを浮かべて男衆(おとこし)さんと共に姿を魅せた。置屋「中支志」で2時間くらい待った3,40人なる写真愛好家が一斉にシャッターを切った。
男衆さんは、ごめんと気を配りながら何かを取っていた!
吉例顔見世興行の前でもプロ写真家が撮影した。いよいよこれから各お茶屋さんやお店を男衆さんと一緒に回り「今後ともご贔屓におたのもうします」と挨拶した。
小芳さん、20歳と思えない落着きがあった。陽が射し、白粉と紋付が光った!舞妓時代は自分の髪型で「割れしのぶ」を結い上げ、2~3年後になると「お福(福髷)」に結いかえ、芸妓になる1週間から10日ぐらい前から、絢爛豪華な「先笄(さっこう)」を結という。
花見小路の一力亭を出るところ・・・。
枡梅はロケーションが好い・・・。となりに居った方が言うことには22日、舞妓卒業日、髪型を先笄していたといって言っていた。主役、小芳さんは山科の出身で踊りや作法の上達も早かったという。
微笑がなんとも言えなかった。襟替えの時期は20歳前後の場合が多く、男衆さんが『襟替えのご挨拶にまいりました』とお茶屋の中に入ってからいう、「中支志」の小芳さんが「どうぞご贔屓に・・・」と挨拶、女将が「おめでとうさんどす、おきばりやす」の声が聞えてきた。
誰?、マンションの一角に居るのは・・・。
喫茶店も寄った。新門前通の師匠宅へも挨拶、新橋通・辰巳大明神にお参りしプロ写真家が白川橋で「襟替え」の記念撮影をとった。
進々堂は舞妓さん御用達、御主人と記念撮影。進々堂は舞妓さん御用達の喫茶店、御主人と記念撮影、一力亭に挨拶に向かった。今日は土曜日、華やかな襟替え、一力亭から出てきたら一般の舞妓フアンに囲まれてしまった。これから元弥栄中の前を通り東山安井のマンションへも来て挨拶をし、八坂女紅場学園、喫茶店も回った。
芳きしを訪れ、挨拶した。
お茶屋(たけ田?)は、緑が豊富だった。花見小路通へ出て何軒かお茶屋さんに挨拶に回り、ウィンズ京都(場外馬券場)を西へ、緑豊かなお茶屋さんがあり時計見ると14:30、祇園界隈にたくさんご贔屓がある「中ぎ志」小芳さん、「襟替え」で挨拶して回った。(10/26写真撮影)

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