2013年10月19日土曜日

奈良 般若寺(はんにゃじ)コスモス

昨日(18日)、奈良ある「日本最古のコスモス寺」として名高い般若寺へコスモスを観賞に行ってきた。 般若寺は大仏のある東大寺の北側、奈良坂に位置し、高句麗僧慧潅(えかん)法師によって開祖した寺で飛鳥時代に創建された。
楼門(国宝・鎌倉時代)遺構では日本最古といわれる。
本堂は(奈良県指定文化財)1667(寛文7)年、戦国の兵火で焼け金堂の跡地に再建されたものである。同寺は「コスモス寺」、「花の寺」とも呼ばれて、四季の移り変わりに応じて色々な花が楽しめるようにされている。
種類も多く、約10万本のコスモスが境内に咲き乱れていた。
薬師如来の石仏でコスモスの花が似合う。特に秋はコスモスの花は有名で種類も多く、約10万本のコスモスが境内に咲き乱れていたが少し盛りの時季は過ぎていたようだった。
シンボルとなっている十三重石塔。ことしは大きな台風が過ぎてかよわい秋桜の季節も厳しい環境?と思っていたが美しい花を咲かせていた。
日本最古の楼門(ろうもん)は鎌倉時代に寺を再興したときの回廊門で、和様に天竺様式を取り入れ、美しく屋根のそりを見せてくれ、般若寺の中で唯一国宝に指定されている。
本堂をバックにコスモスの花、あれ~写真を撮っていた!
白と臼紫色のコスモスの競演!天平のころ平城京の鬼門を鎮護する寺となり、以来、般若経の学問寺として栄えていた。平安末期荒廃しながらも鎌倉時代に入ると復興し十三重石塔や文殊菩薩などが祀られ庶民の信仰の中心となった。
思案六法の石仏?
このコスモスも真新しい~?本堂は(奈良県指定文化財)1667(寛文7)年、戦国の兵火で焼け金堂の跡地に再建されたもので入母屋造、本瓦葺きで江戸時代に建てられた。
このシンボルとなっている十三重石塔は、735(天平7)年、聖武天皇のとき、平城京の鬼門鎮護のため堂塔を造営されたと伝えられている。
白、紫、ピンク色などがあるシーシュルの混合。
石仏や十三重の石塔、三十三観音石像周辺を覆い尽くすコスモスの花は見事で多くの観光客を魅了した。
週末、コスモスと十三重の石塔がライトアップされ、19日、20日は「花と光と音楽の夕べ」般若寺、コスモス‘花あかり’が催される。
鐘楼と境内に埋め尽くされたコスモス。
大きな岩の上に立つ不動明王と本堂。秋桜とも呼ばれ彩なす色とりどりのコスモスの花、十三重石塔が一つの絵のように感じロマンチックなムードを漂わせる。植村牧場へつづく・・・
<奈良・般若寺>
場   所:奈良市般若寺町221番地 
電   話:0742-22-6287
拝 観 料:大人500円障害者300円
拝観時間:9:00~17:00
交      通:JR・近鉄奈良駅~奈良交通バス青山住宅行・般若寺下車徒歩5分
駐 車 場:あり(無料)◎コスモス満開の土日有料500円

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