西京区川島にある大宮社(おおみやしゃ)と常楽寺は、阪急京都線桂駅の南西の旧山陰街道沿いにあり、境内には、クスノキの大木が茂っている。
赤い鳥居の目立つ大宮社は、松尾大社に関係する神社で、松尾七社(大宮社、月読社、櫟谷社、宗像社、三宮社、衣手社、四之社)の一つとされている。
大宮社の鳥居をくぐり、樹木に囲まれた閑静な境内を進むと大宮社の本殿と常楽寺があった。
社務所と棟続きの西の小堂「千手院・常楽寺」という寺名と御詠歌、札所を示す木札が掲げられていた。いつもバスで通っていたが常楽寺は気付かない所だった!
本堂の中心に十一面千手観音坐像、左に地蔵菩薩、右に釈迦如来、薬師如来が安置、十一面千手観世音像は安産や厄除けにご利益あるとされ、古くからこの川島地域で信仰を集め、京都洛西観音霊場(洛西三十三所観音霊場)第22番札所と常楽寺があり、祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)を祀っている。
現在は無住のため巡礼者、お札など納経は第25番札所の阿弥陀寺で受け付けている。
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