21日、京都府南丹市美山(みやま)町にあるかやぶき屋根の集落「かやぶきの里」に行ってきた。
いつもお世話になっている写真愛好家・H氏のご厚意で、U氏と三人で車に便乗し美山町のソバの花と黄金色になった稲の刈り取りの風景を満喫した。
ソバの花は白く小さく派手さも無いがよく観察すると先端にピンクの雄しべや雌しべ?があり、蝶や昆虫がよってくるのではない?広いソバ畑は満開で美しく咲いていた。
茅葺き屋根が見える里に稲穂が金色に輝いて、真っ白い蕎麦の花が絨毯のように咲いていて、思わず感動した。
ソバは、荒れ地でも栽培しやすく、気候に左右されずに毎年同じ時期に咲くという。
ソバは一年草で一般に穀物はイネ科(単子葉類)であるのに対して、ソバはタデ科、双子葉類という。
ソバの実は主に蕎麦粉として利用し、蕎麦や蕎麦掻等を食用にする。なおソバは整腸、滋養にもよいという。
花は白色で茎は赤、葉は緑、根は黄、そして実が黒、そばは五つの「色」のある珍しい植物という。日本の主産地は北海道、年一作で東北以南では、地域により年に2回~3回収穫できる。
美山町のかやぶきの里、お彼岸連休だったこともあり、どっと人出が押し寄せていることだろうと思っていたら16日の台風で由良川の水位も上がり途中、落橋もあって混雑はなかった!
秋の風物詩「そばの花」、金平糖のように可愛らしい白い花が風にそよぐ姿をなびかせて咲いていた。小さいけれど人々を魅了する可憐さがあり、一面が白花の世界、詩情を誘うようである。花言葉は「懐かしい想い出」「喜びも悲しみも」「あなたを救う」という。
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