2013年9月1日日曜日

花のある景色

月・木曜日のみ運行する花巻市営バス。みちのく東和町は2006(平成18)年の大合併により8年を向え現在、花巻市になった。
花巻といえば温泉といわれ花巻温泉郷はユニークな12の温泉の名湯がある。また今も読み継がれている「イーハトーブ」と名づけられた、「宮澤賢治ゆかりの里」でもある。昨年も帰省したが、懐かしき我が故郷でお盆を迎えた。年々町内の人口は大幅に減少の一途を辿り、地域社会の機能が低下し、町内住民を支えたが公共交通機関のバスが激減し、市の維持する行政が困難になった
白いムグゲ。
名も知らない?花もたくさんあった!
車社会が招いた仕業で、各家庭には何台も車があるが一方で、老人など医者にも罹れず孤独のまま死んでしまう最悪な事態である!
都会では救急設備など万全で解らないだろうが山麓に人家が点在、人が住みよい環境を望みたい。
米作が主流の東和町では減反政策の煽りで若者たちは近隣の市へ仕事、田畑は荒れ放題、高齢の爺婆に任きりで荒廃している。
いまでも町の有線放送があり、『熊の親子』連れを発見した!とものの一週間に2回あり、近くの方は出くわさない様に注意を呼びかけていた。
子どもの頃冬は小鳥、夏は鮒、ドジョウなど、野山を駈けて遊んだ昔があったが、熊は恐ろしい・・・熊さんも食べ物の不足で里山に下りて来ているのだなぁ~とおもった。
そんな長閑な山村、小山田(おやまだ)も少子化のため、4㌔先に統合の学校が出来ている。昨年まであった小学校が廃校になり、現在解体中で静寂な町にブルドーザーの整地する音だけ響いていた。つづく・・・(8/19写真撮影)

0 件のコメント: