2012年9月4日火曜日

故郷紀行 花のある景色

つづく・・・懐かしき故郷・みちのく東和町、平成18年の大合併により7年を向えた。合併是非に及ばずだが人が住みよい環境をまず望みたい。
稲穂に朝の露が光っている米作が主流の町はひまわり畑になった二年前にも帰省したが町内を通る公共交通機関のバスが激減した!
美しい朝顔の花藍色が癒してくれた朝顔米作が主流の町は減反政策の煽りで田畑は高齢の爺婆に任きりで荒廃していた。
県道の側にあるコスモスの花早朝、花よりも大きな熊蜂が蜜を吸いにきたそんな長閑な山村、小山田(おやまだ)も少子化のため、昨年小学校が廃校になったという。
我が家の花壇に咲く、この花の名前は・・・コウロギ?だろうか、白いバラの花にとまっていた一年半前は未曾有の大震災が三陸沖を震源とする国内観測史上最大のマグニチュード9.0の大地震が発生し、太平洋沿岸の各地に大被害は及んだ。
花壇できれいな真紅の花は印象的だった青色の綺麗な小菊の花幸い我が家など花巻は内陸で家屋に異常はみられなかった。
我が家の花壇で、草花を目指してチョウがやってくるクルッと向きを代えるオニヤンマ、一休み! 三日間の停電は続き蝋燭や懐中電灯で過しやっと電気は復旧したが、ガソリンの給油・暖房など無く寒さに震えていたという。便利さを優先するコンビニは、物が不足したという。
ムクゲと芙蓉はここ陸奥にもあったこの花の名前は・・・陸前高田市の「奇跡の一本松」9/2新聞からだが、目標額の約15%しか集まっていない。この様に被災地各地からガレキの問題なども5年~7年、それ以上掛かるかもしれないと実際に車で走行して心で思った。
朱色のホウズキ郡は無造作に植えていた百年にもなるだろう、百日紅の木は幼い頃の思い出を呼び戻す・・・8月中旬というのに朝顔が咲き、ひまわりの花やコスモスなど、ふる里で花のある風景に出会った。美しい色鮮やかな花々を観ながら田舎を散策した。 住む人々はかわれど、遠い山々の景色は今もかわらない・・・。完(8月22日写真撮影)

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