2012年9月15日土曜日

円町 法輪寺 「達磨寺(だるまでら)」

上京区にある法輪寺(ほうりんじ)は臨済宗妙心寺派に属し、通称「だるま寺」の名で親しまれている。
法輪寺は通称「だるま寺」の名で親しまれている門を入って左側にいま、芙蓉が咲いている円町の交差点から西大路通を北上し下立売通を右折、少し進むと紙屋川沿いの東畔に「だるま寺」はあり、門を入ると左手にピンクや白など芙蓉の一群があった。
1945(昭和19)年終戦直後から、禅宗・達磨大師にならい、達磨堂を建立した諸願成就を祈って奉納された八千余に及ぶ大小、容姿様々な達磨が安置三国随一といわれる起き上がり達磨、だるま堂には諸願成就を祈って奉納された八千余に及ぶ大小、容姿様々な達磨が安置されている。達磨は千差万別でいろいろあったが、こうたくさんあると無気味な印象を受けた。
江戸時代に萬海和尚が創立したと伝わっている達磨さんもこうたくさんあると無気味な印象を受けた大愚和尚が開山し、開基荒木宗禎の帰依を受け1727 (享保12) 年、江戸時代に萬海和尚が創立したと伝わっている。 本尊は釈迦如来、十六羅漢木像、京・三条釜座の徳川時代の鋳匠藤原国次作の妙音弁天鐘、珍しい等身大の金箔大寝釈迦木像や、白隠禅師の夜船閑話で知られる白幽子の旧墓石がある。
本尊は釈迦如来だるま寺と書かれた絵馬法輪寺は先代住職・伊山和尚により大書院が建立、1945(昭和19)年終戦直後から、禅宗を開いた達磨大師にならい「七転び八起き」の精神で復興を重ね、起上達磨寺としても名高い達磨堂が建立されたという。
ダルマさんをみつめるお地蔵さん酔芙蓉の花境内の梵鐘は大藪の中に埋めたとの言伝えがあったが、1934(昭和9)年、庫裏工事の折に発見発掘されたという。また珍種の竹が植えられ、本堂の東側には禅の悟りの段階を示す「十牛の庭」や南側に白砂の上に苔で心字を描き出した珍しい庭がある。
ダルマの鬼瓦東屋からみた門の景色その他には、映画関係者を祭るキネマ殿や少林寺拳法道場などがある。 鬼瓦にもダルマの形をしたものが使われている。
<法輪寺>
住   所:京都市上京区下立売通西大路東入ル行偉町457 
電   話:075-841-7878
拝観時間:9:00~16:30(閉門17:00)
           ※年中無休 境内自由拝観
拝観料金:300円
交   通:JR嵯峨野線円町駅から徒歩5分
駐 車 場 :無料駐車場あり

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