大愚和尚が開山し、開基荒木宗禎の帰依を受け1727 (享保12) 年、江戸時代に萬海和尚が創立したと伝わっている。
本尊は釈迦如来、十六羅漢木像、京・三条釜座の徳川時代の鋳匠藤原国次作の妙音弁天鐘、珍しい等身大の金箔大寝釈迦木像や、白隠禅師の夜船閑話で知られる白幽子の旧墓石がある。
境内の梵鐘は大藪の中に埋めたとの言伝えがあったが、1934(昭和9)年、庫裏工事の折に発見発掘されたという。また珍種の竹が植えられ、本堂の東側には禅の悟りの段階を示す「十牛の庭」や南側に白砂の上に苔で心字を描き出した珍しい庭がある。
<法輪寺>
住 所:京都市上京区下立売通西大路東入ル行偉町457
電 話:075-841-7878
拝観時間:9:00~16:30(閉門17:00)
※年中無休 境内自由拝観
拝観料金:300円
交 通:JR嵯峨野線円町駅から徒歩5分
駐 車 場 :無料駐車場あり
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