2012年9月1日土曜日

故郷紀行 廃校になった母校

つづく・・・早朝、綺麗なハスの花を観賞し、廃校になった学校へ行くことになった。 雄大な早地峰山を背景に、美しい自然の中に強く逞しく明るく成長することを願ったが、ここ小山田(おやまだ)も少子化が進んでいで廃校の浮目を見た。
今は無い、小山田中学校の学舎花巻市立小山田小学校と改称し、三年後、東和小学校統合により34年間の幕を閉じた少年時代三年間過した母校・小山田中学校は1967年(昭和42)に統合により東和町立小山田小学校となり、2006年(平成18)一市三町合併に伴い花巻市立小山田小学校と改称した。三年後、東和小学校統合により34年間の幕を閉じた。
校内に無造作に置かれた優勝旗小山田小学校の閉校記念を石碑現在は歌われる事もなくなった中学校の校歌の(作者・小田島 狐舟)二節に、「見はらし広き 丘の上・・・」廃校は丘の上、高台に建っていて見晴しが良く、実家の屋根が見えた。
オニユリが田の周りに咲いてアゲハ蝶が蜜を吸いにくる校舎の裏側には棘のある枳殻の実ガランと静まり返った校舎、人っ子一人もいない運動場、水の無いプールも何か寂しそうに見えた。これから先々、廃校をどのように守って行くか過疎化する年老いた住民の問題だという!
校舎は小高い丘の上、田園風景が素晴らしい・・・西の方角を見れば真っ赤な夕陽、明日も晴れ・・・今から52年前、半世紀も前のことだが小山田中学校の卒業生・小学校へと変われど人々が学んだ学舎は走馬灯のように甦った。(8月10日写真撮影)つづく・・・

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