2010年4月13日火曜日

元離宮 二条城の桜

二条城は中京区二条通堀川西入二条城町にある江戸時代の城である。唐門には御所御車返し二の丸御殿入口
1603(慶長8)年、徳川初代将軍家康が、京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営した。京での宿泊として建築した城で、戦乱や籠城を意識した建物ではなく、その呼び名も”二条新御所”とか”二条亭”などと呼ばれ天守閣も当初なかった。
花が垂れ下がる「雨宿」 一万本の中から選抜した佐野桜時代が変り、三代将軍家光が伏見城から五層の天守閣が移築されたが、1650(寛永3)年に落雷により焼失した。その後、二条城の天守閣は必要性が認められないため再建されなかったという。手弱女(たおやめ)原木は平野神社の境内にある
ワシントン・ポトマック河畔にも咲いている「閑山」1867(慶応3)年に十五代将軍徳川慶喜が二条城で大政奉還を宣言し、歴史の流れの大きな転換がなされ、近世の終焉の象徴がここに実現した。
豊臣秀吉の残した文禄年間の遺構と、家康が建てた慶長年間の建築と家光がつくらせた絵画・彫刻などが総合されて桃山時代様式の全貌を垣間見ることができる。花に香があり「滝匂」
象の牙に似るところから「普賢象」の名が付いた徳川家の栄枯盛衰のみならず、日本の歴史の移り変わりを見守ってきた城である。この地は平安時代の大内裏、神泉苑、冷泉家などの貴族の邸宅があったところで、広さは東西約500m、南北約400mの長方形の総面積275000㎡規模を誇る。八重紅しだれ桜
一葉(いちよう)二条城は詳細をブログで紹介するとして、9日は清流園で観桜野点茶会があった。東大手門から入城して、桜品種一覧のマップを貰い、唐門を通過して桜の園に着いた!
城内を一周してみると様々の品種の桜の花が今を盛りと咲いている。明治時代、仙台市長・遠藤氏が植えたことから、八重紅しだれ桜は「遠藤桜」とも言う!
八重紅しだれ桜二条城の桜は、こんなにもたくさんあったのかと今更ながら驚いた!
南中仕切門を通り西側には八重紅しだれ桜に気をとられた。西橋を渡り本丸御殿へと他人とは逆コースをとった。
桜の競艶鳴子門から清流園へ、北大手門の付近は満開の桜吹雪きが舞う。
二の丸庭園や車寄、台所、米倉土蔵など観覧した。
<二条城>
入城時間:8:45~16:00 
休城日:年末年始12月26日~1月4日
    7月、8月、12月、1月の毎週火曜日(休日の場合は翌日)
入城料:大人600円 (障害者手帳掲示・無料)
交通:市バス「二条城前」すぐ
    地下鉄東西線 「二条城前」下車すぐ
    JR嵯峨線「二条駅」下車東徒歩10分

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