神社はビルの谷間のこぢんまりした境内で、第2室戸台風(1961年)の折、木造の鳥居が倒壊、金箔業者や地元の協力もあって2003年に金色に生まれ変ったという。
御金神社は地域住民の交流もあって2日19:00に節分祭が行なわれ、本殿で神事が行なわれ後、火打ち石で火をおこし古札焼納があった。
続いて参列者の祓いをし、参列者全員を頭上で清めた後、祝詞を上げ焼納する。
最後はお下がりの御神酒や巻き寿司など、福豆もいただける。
御金神社はおかね神社ではなく、金乃神、金乃類を司る神で1883(明治16)年社殿を建立し金神さまの愛称で氏子、崇敬者で祀られるようになったという。
元々は農機具や刀剣、鉱山などの金属の神様だったが、商売繁盛のために熱心に参詣する人が増えご利益のある神様と言われている。
名所あふれる古都、京都で町並みの変貌に埋もれる事なく、「お金の神様」として近年隠れた人気を持っている御金神社である。
<御金神社(みかねじんじゃ)節分祭>
場所:京都市中京区西洞院通御池上る押西洞院町618番地
料金:境内自由
交通:地下鉄烏丸線「烏丸御池」下車、徒歩6分。
駐車場:無し
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