下京区堀川七条の西本願寺の南隣にある浄土真宗・真宗興正派の興正寺の梅の木は山門の左右にあって左側が白梅、右側が紅梅となっている。昨日(21日)、参拝したが今、右側の紅梅が5分咲きとなっている。
朝晩は冷え込んだが青空が広がり寒さが和らいだ日中、観梅に訪れた参拝者・観光客が梅の香りを匂いだり写真におさめたりしていた。
この寺院は元々は西本願寺の脇門跡であったが、1876年(明治9年)に真宗興正派として独立した。
寺伝よれば宗祖・親鸞聖人は1212(建暦2)年、越後流罪から赦免され京都に帰り、山科に草庵を建て「興正寺」と名づけた。
その後、親鸞聖人はこの寺を弟子に任せ、「阿弥陀仏」の本願を広めるため安御に旅立ったとされる。
時の天皇から「興隆正法」の勅願を賜り、寺号を「興正寺」したという。
いま境内の紅梅が5分咲きとなり八重の桃色の花びらが妖艶さを増している。
白梅はまだ見ごろは先で春の訪れがもうすぐそこまで来ていると予感した。(2/21撮影)
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