2015年2月24日火曜日

祇園甲部 襟かえ

23日、祇園甲部の置屋「つる居」さんで「紗月(さつき)」さんの「襟(えり)かえ」が行われた。「襟かえ」とは舞妓さんから芸妓さんになる儀式で、男衆さんの手引きで日頃お世話になっているお茶屋の女将さんやご贔屓筋にご挨拶して回る慣わしである。
三年連続売り上げNO1の超売れっ子の紗月さん。
置屋「つる居」さんで「紗月(さつき)」さんの「襟(えり)かえ」が行われた。正午過ぎ、羽織着物姿の男衆さんと今日の主役「紗月」さんは、置屋つる居さんから挨拶廻りのため姿を見せた。
「おかあはん、よろうしゅうにおたのもうします」と挨拶をする紗月さん。
紗月さんは黒紋付に身を包み、着物の裾をたくし上げた“襦袢”は金銀摺箔文様入りの正装であった。
置屋・つる居さんの前は写真愛好家たちで超混雑、花見小路通りも大勢の人並みで溢れパニックだった。
大勢の人並みで溢れ大パニックだった。無情報の「襟かえ」や「店だし」だったが、既にインターネットの情報など、23日は早くから流れていた。
置屋・つる居さんの紗月さんといえば、何と三年連続の売花NO1の超売れっ子の舞妓さんで美人であり大阪松原市出身であるという。
 とても好い表情の横顔だった。晴れて舞妓さんから芸姑さんになるための儀式も済ませ、新芸姑「紗月」さんを撮影するため行ったがいつもの三倍超150人の写真愛好家たちの大パニックになった!
八坂女紅場学園の先生にも挨拶した。男衆さんがつる居さんの「紗月」さんの『襟かえのご挨拶にまいりました』というと「おかあはん、どうぞよろうしゅうにおたのもうします」と紗月さんはあいさつ、女将さんが『一段と美くし~なって、おきばりやすや!』と声が響いた。
華やかな襟かえの髪型は、絢爛豪華な「先笄(さっこう)」の髷(まげ)を結う、時期は20歳前後の場合が多く芸妓さんになる1週間から10日ぐらい前から準備をするという。
20歳そこそこと思えない艶っぽさがあった。
口元や目尻の京紅がとても美しく、20歳そこそこと思えない艶っぽさがあった。
深く抜いた襟足の美しさと普段の二本線や特別の三本線も妙にこころが艶めかしくなった。
着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟かえ』といわれるもので舞妓を卒業、芸妓(げいこ)さんになるお披露目である。
平成23(2011)年2月に舞妓さんにデビューして四年間、その間三連覇達成、今日は襟かえで芸姑さんになるためお茶屋などに回った。紗月さんご苦労さんでした。(2/23撮影)

0 件のコメント: